ファンの皆さまのご要望にお応えして、原田維夫の画を販売する「原田工房/作品をぜひ直接ご覧ください」がオープンしました。
ここでは、原田工房へお越しいただいたお客さまと原田との交流を掲載しています。
ぜひご覧ください。
原田維夫が所属する画家集団「草鞋之会」(わらじのかい)が個展を開催します。ぜひお越しください!
●テーマ:
「草鞋之会」~時代を描く巨人たち
西のぼる、原田維夫、百鬼丸、蓬田やすひろ
●関連サイト: ギャラリークリ8
●開催場所:「原田維夫×蓬田やすひろ展」 (※二人ずつにわかれて開催します)
ギャラリークリ8 (銀座線/外苑前駅 3番出口)
〒107-0061 東京都港区北青山2-7-26 メゾン青山2F
Tel. 03-3405-1601
●開催日時:
2013年12月9日(月)-12月14日(土)
11:30-19:00(最終日は17:00まで)
●12月10日(火)MAYA2にてトークイベントを行います。
原田維夫 + 百鬼丸 + 高橋千裕(新潮社)
・12月10日(火)19時〜
・定員30人/500円(ワンドリンク付)
原田と長年コンビを組ませていただいている宮城谷昌光さんの新連載『劉邦』が、7月21日付の毎日新聞朝刊からいよいよ始まりました。
もちろん今回も、挿絵は原田維夫が担当させていただいています。
このサイトでは、連載につかわれている原田の挿絵をリアルタイムで順次公開していきますので、お楽しみに!
※くわしくは「宮城谷昌光『劉邦』ギャラリー」をご覧ください。
2013年6月20日付の産経新聞の朝刊に、同紙80周年記念「連載歴史小説特集」で、昭和59年に連載が開始された沢木耕太郎さんの『深夜特急』が取りあげられ、当時、原田が作成した題字も掲載されました。
沢木さんと原田の出会い、沢木さんにいろいろとエラそうに「指導」させていただいたエピソードなどは、原田のブログ『板画師つれづれ日記』の「あの沢木耕太郎さんに“指導”した若かりしころ」をご覧ください。
沢木耕太郎さんへのくわしいインタビュー内容と、原田の題字の拡大版をじっくりご覧いただけますョ。
以下、毎日新聞さんの記事を転載させていただきます。
みなさん、ぜひお越しください!
(12月3日毎日新聞・夕刊より)
展覧会
■時代物を描く巨人たち 草鞋之会(わらじのかい)
9日~14日。時代物を描く挿絵画家4人によるグループの展覧会。東京都港区北青山2のギャラリークリ8(03・3405・1601)では、本紙朝刊の連載小説「劉邦」の挿絵を手がけている原田維夫さんと蓬田やすひろさんが展示。
原田さんは「劉邦」の原画の一部も発表する=写真。ギャラリーハウスMAYA(03・3402・9849)では、西のぼるさんと百鬼丸さん。
10月27日(日)、原田維夫が、所ジョージさんが司会するTBSのテレビ番組【スパニチ!!ニッポンの出番!】(14:00~)に出演します。
原田が、若手アーチストとして、現在は世界中で使われているピクトグラムを世界で初めて開発し、デザイン界に革命的イノベーションをもたらしたといわれる「東京オリンピック1964デザインプロジェクト」に参加した当時のことを語ります。
若いころから代表的なアーチストとして活躍してきた原田の素顔にふれていただくことができます。ぜひご覧ください!
【スパニチ!!ニッポンの出番!】TBSテレビ
私たちが忘れかけている日本人の誇り、自信、底力というものを様々な角度から検証していき、思い出していこうという番組。
先日9月27日(金)に東京八重洲ブックセンターで、原田ともっともコンビを組む機会が多い作家さんのひとり、宮城谷昌光さんの『三国志』(2001年より文芸春秋で連載)全十二巻完結記念講演会&サイン会に、応援に行ってきました。
『湖底の城』のサイン会の報告にも書きましたが、この日もあいかわらずの大盛会で、あらためて宮城谷さんの人気のすごさに触れることができましたね。
2013年9月16~20日、日本経済新聞夕刊のコラム『人間発見』に、国際的なチェロ奏者の実弟・原田禎夫(はらださだお)のストーリーが連載されました。少しですが、わたし・維夫のことにも触れてくれています。ぜひ、当日の夕刊をめくってみてください。
●『人間発見』原田禎夫さん「カルテットとともに」:
(1)チェリスト原田禎夫さんは、カルテット(弦楽四重奏)に半生をささげてきた。7月に解散した「東京クヮルテット」の創設メンバーとして長く活躍した後も、世界各地で室内楽を演奏し続けている。
・「東京クヮルテット」創設メンバーとして活躍
・小澤征爾さん率いるオーケストラにも参加
・3年がかりの企画、来年はソナタに挑戦
(2)1944年、東京生まれ。3人きょうだいの次男だ。父・喜一はNHK交響楽団のチェリストだった。
・父の演奏に憧れ、小6でチェロを始める
・高校卒業後、東京交響楽団の首席奏者に
・米の弦楽四重奏団との出会いが転機
(3)1967年6月、渡米。コロラド州で開かれていたアスペン音楽祭に参加するためだった。
・音楽祭のために渡米、以後40年も外国生活
・南部で活動、プレスリーのバックでも演奏
・「東京クヮルテット」結成 ミュンヘンで優勝
(4)1972年に大阪国際フェスティバルで凱旋を果たす。
・72年に大阪で凱旋 恩師の言葉に自信失う
・幾度かのメンバー交代の末、脱退を決意
・ドイツへ移住 現地音大で後進を指導
※ノンフィクションライター一志治夫さん執筆の物語『チェリスト・原田禎夫』
8月23日(金)夕方から東京會舘で行われた芥川賞・直木賞の授賞式に出席してきました。
式では、受賞者の作家さんのお言葉はもちろん、直木賞審査委員の林真理子さんの祝辞が秀逸で、みなさんの個性あふれるスピーチをたのしく拝聴させていただきました。
また、各社の編集者さんたちとも交流ができたり、若手の作家・道尾秀介さんにも紹介されたり(本サイトをご覧いただけるとのこと)、式後には、現在、毎日新聞連載中の『劉邦』でコンビを組ませていただいている宮城谷昌光さんご夫妻や文芸春秋の編集者Kさんと会食し、おいしい中華料理をいただきながら今後の構想について大いに話がはずむなど、とても充実した一夜をすごすことができました。
京橋にある南天子画廊で開かれている横尾忠則さんの個展『日本の作家222』のオープニングに行ってきました。
久しぶりに横尾さんとそのご家族にお会いして、とても楽しい一日となりました。旧知の横尾さんに「ひさしぶりだけど、作品はいつも見ているョ」といわれて、これもうれしい一言でしたね。
個展の作品はどれもみなすばらしく、すでに物故された作家の顔を描かれているのですが、それぞれタッチを変えながら、その作家らしさや彼らが生きた時代が感じられる描き方をされていて、流石だと感心しました。
わたしが生前お会いしたことのある作家さんも数名いて、しばし懐かしい思い出に浸ることもできました。みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
●横尾忠則「日本の作家222」: 南天子画廊/2013年8月19日(月)~9月14日(土)
毎日新聞社さんを経由して、原田維夫にあてて下記のお手紙をくださった福島県の読者さま、ほんとうにありがとうございました。
このようなあたたかいファンレターはとてもはげみになる、と原田自身が何度も申しており、感激している次第です。
よろしければ、あらためてお名前と、お手紙に記していただいた簡単なご住所に、さらに詳しい番地等(できればお電話番号も)を加えて、当サイトのお問合わせページ、または毎日新聞社・文芸部さんあてにぜひご連絡くださいませ。
心よりお待ちしております。
-----毎日新聞社様 文芸部
新連載小説「劉邦」の画 原田維夫様
版画の御画がほんとうにすばらしいです。
毎日切りぬいて 大切にしております。
このごろ杜甫、李白の詩を読みました。
中国の世界にさまようように漢詩の風格がただよう原田様の御絵です。
たまったら貼ってノートにします。
今後のご健筆をお祈り申し上げます。-----
・・・と、いうことで、早速ですが、以下、毎日JPさんの7/8付の記事を引用させていただきます。
●次の朝刊小説 宮城谷昌光「劉邦」 原田維夫・画-----21日連載開始
〔毎日新聞2013年07月08日 東京朝刊〕
-----21日から宮城谷昌光さんの「劉邦(りゅうほう)」がはじまります。
宮城谷さんは1990年のデビュー以来、古代中国や日本の戦国時代を題材に、スケールがおおきく格調の高い作品を生み出し、直木賞、吉川英治文学賞、司馬遼太郎賞、紫綬褒章など受賞・章もおおい人気作家です。本紙には「香乱記」(2002〜03年)以来の登場で題字も宮城谷さんです。
主人公は前漢の創始者、劉邦。乱世に身を起こし、宿敵項羽を倒して天下を統一するまでが描かれます。
挿絵は版画家の原田維夫さん。宮城谷さんとは「香乱記」でもコンビを組み、息もぴったりです-------
みなさん、宮城谷さんの小説とともに、原田の画もぜひお楽しみに!!
「ざぶん賞」(下記ご参照)の委員会が開かれたあと、原田とおなじ委員で、第148回直木賞を受賞された安部龍太郎さんの受賞お祝いパーティが開催され、出席してきました。安部さんには原田が挿絵作品を提供しており、親しい飲み友達というあいだがらでもあります。
(「リンク集~原田の仲間たち」で、安部さんの素晴らしいことばを紹介していますので、ぜひご覧ください)。
以下は、今年2月におこなわれた直木賞受賞式です。原田が安部さんにお祝いの言葉をかけている(うしろ)姿が、下記にてご覧いただけますョ。
●安部龍太郎さんが第148回直木賞を受賞しました(2013.2.22)
※ざぶん賞:
「ざぶん賞」は、小中学生からエコをテーマに作文や詩をつのり、原田をふくむ挿絵作家で構成される「草鞋之会」のメンバー4名が、その受賞作品に挿絵を提供してそれを賞状としておくる、というプロジェクトです。
実行委員会会長には東京大学名誉教授の月尾嘉男さん(前会長は、故・筑紫哲也さん)、審査員には、2012年に『等伯』で直木賞を受賞した阿部龍太郎さん、TVドラマ「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」などのテーマ曲の演奏や、映画、舞台等の音楽を多数手がける作曲家・ギタリストの井上堯之さん、原田などが名をつらねています。
若いころ、広告代理店に勤務していた時代に、シノさんことカメラマンの篠山紀信とコンビを組んで、当時それぞれが勤めていた会社には内緒で(笑)アルバイトにいそしんだ想い出をつづった『シノさんの早業』が、日本経済新聞・5月11日付朝刊の「交友抄」に掲載されました。
シノさんのカメラマンとしてのすばらしい早業や意外な素顔、彼との心あたたまる交流の様子をつづってみましたので、ぜひ当日の新聞をめくってみてください。
先日4月11日、上野東京文化会館で開催された「東京・春・音楽祭」で、原田の実弟の原田禎夫が主役となって行われた『原田禎夫チェロ・シリーズvol.4 チェロ・アンサンブル ~世界で活躍する7人の愛弟子たちと共に』を聴きにいってきました。
身内びいきになってしまって恐縮ですが、すごくいい演奏会でしたよ。彼の、世界で活躍する7人の愛弟子に囲まれてうれしそうな笑顔がとても印象的でしたネ。
●東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013「原田禎夫チェロシリーズvol.4」:
2013年初頭まで週刊朝日に連載されていた山本一力さんの小説で、原田が挿絵を担当した『五二屋傳蔵』(ぐにやでんぞう)が単行本になり、3/29に朝日新聞出版社より発売されました。
一力さんの筆法がするどい、謎と興奮と人情に満ちあふれた、とても面白い時代小説です。装丁に私の木版画がつかわれているので、こちらとともに、ぜひたのしんでください。
私の画を見てくださるファンの皆さん、作品の発表の機会をつくってくださった作家さん、事業者の皆さまへの感謝の気持ちを込め、このたび公式ウェブサイトを開設いたしました。
ぜひ原田の作品の数々とコンテンツをおたのしみください。
※お見苦しいので写真の拡大は遠慮させていただいてます(笑)。
第148回芥川賞・直木賞の贈呈式が2013年2月22日、東京・丸の内にある東京會舘でひらかれ参加してきました。
なんと、今回も、原田が挿絵を担当した作家さんが直木賞を受賞しました(くわしくは「プロフィール」のページをご参照)。今回『等伯』で直木賞を受賞した安部龍太郎さんとはお付きあいもながく、授賞式などの場でお会いしたときにはかならずといっていいほど飲みにいく仲です。
安部さんは「ざぶん賞」という、小中学生からエコをテーマに作文や詩をつのり、原田をふくむ挿絵作家で構成される「草鞋之会」のメンバー4名が、その受賞作品に挿絵を提供してそれを賞状としておくる、というプロジェクトの審査員で、そこで意気投合して以来の友人です。
同パーティでは、これまで作品を提供させていただいた宮城谷昌光さん、宮部みゆきさん、志茂田景樹さん、諸田玲子さん等々にもひさしぶりにお会いして、とてもたのしい一日となりました。
現在、東京国立現代美術館ギャラリー4にて開催されている展覧会「東京オリンピック1964デザインプロジェクト」に、東京オリンピック当時、若手デザイナーのひとりだった原田が、東京オリンピックエリア計画部会/代々木選手村担当の「シンボル部会」にえらばれて、オリンピック施設のシンボルを作成するチームに入っていたときの回顧録を発表しているので、ぜひ足をおはこびください。
ご存知のように、1964(昭和39)年に開催された東京オリンピックは、第二次世界大戦でおおきな打撃を受けた日本が、奇跡的な復興をなしとげたことを国際社会にしめす国家イベントであり、日本のデザイナーが総力をあげて取りくんだ一大デザインプロジェクトでもありました。
原田が所属していたシンボル部会とは、オリンピックにつどう世界中のかたがたに、ひとめで場所や施設を理解していただくためのシンボルを作成する部会でした。
先輩である横尾忠則さん、宇野亜喜良さん、灘本唯人さん、福田繁雄さん等々がえらばれてチームを形成し、「日本が復興した姿を世界に示すんだ」という心意気のもと、燃えさかるエネルギーをそそいで取りくんでいたのです。